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命  終章  「消えずの霊火堂」  12月8日によせて
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  広島弥山の「消えずの霊火堂」です。広島原爆ドームの元火にもなっています。
  1200年の間、絶えずにありました。


  今日は、12月8日ですね。

  私の教師生活前半には、いろんな教師が教室で、12月8日はパールハーバーの日、
 つまり、第二次世界大戦が始まった日として、いろんなメモリアルを語っていました。
 後半は、そういうことはなくなっていきました。英語の先生がジョンレノンが死んだ日であるとして 
 生徒たちに「イマジン」を聞かせていたぐらいでしょうか。

  命シリーズは、今日でしめくくりです。

  北林谷栄の芝居ではじめたこのシリーズ・・・北林谷栄は、ある著作のなかで
 「観客に観る力がなくなった」と怒りにちかい文章を書かれていました。

  今春、BSジャパンで桃井和馬氏が宮島を撮っているのをみて、なぜこの人が宮島なのか、
 悲惨な人々や乾いた国を撮っておられる方が、なぜ、宮島なのか、とても疑問でした。
 スポンサーにもなるキャノンの宣伝でもある番組であるとはいえ、写真家にもポリシーはあるはず。
 風景の米先生も出演されていたので、秋撮影で会ったときに、
 「キャノンの宣伝になるようにしないといけないの??」と聞くと
 「ぜんぜん!!自分の自由だったよ~~」でした・・・

  「写真にも観る力がいる」と思ったのはそれからです。
 桃井氏はこの「消えずの霊火堂」も行かれて
 ココロに残る写真の一枚でした。

  友人のロココちゃんと、ここへ行こうと決めて、足痛めること覚悟で行ってきました。

  やっと、桃井氏が何をテーマとされていたのか、肌で感じることができたような気持ちです。

  すべてのものに「命」宿る  そう思います。 
by beibe-k | 2009-12-08 00:02 | 広島
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